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石上神宮
石上神宮では、年1度の大祭である10月15日の御例祭を斎行するにあたり、神域に外部から侵入
する汚穢不浄を防ぎ、神域内部の清浄を保つために、榜示浚神事を執り行います。
古くは榊立神事であり、各地で行われていた神事でしたが、その多くはすたれてしまいました。
当日は、月次祭に先だって行われます。
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午前9時~ 榜示浚神事(ぼうじざらえしんじ・市内各所)
氏子区域8ヶ町に神職が出向き、各町に鎮座の神社境内に境界のしるしとして御幣(ごへい)
を立てます。御幣をつけた榊の枝は榜示榊(ぼうじさかき)とよび、決められた場所の盛砂に
刺し立てます。
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午前10時~ 月次祭(つきなみさい)
1日(ついたち)は、月の始まり。毎月行われる神事です。
皇室・国家の弥栄、安泰と氏子・崇敬者をはじめ国民の安全とますますの隆昌、
平和な世の中になることを祈念したあと、祝詞に続き、巫女により神楽「豊栄の
舞(とよさかのまい)」が奏せられます。
続いて、宮司の玉串拝礼の後、参列者の玉串拝礼があります。
最後に宮司の挨拶があり、参列者に御神前に供えられた神酒での直会があります。
続いて出雲建雄神社(いずもたけおじんじゃ)のほか摂社、末社を巡拝します。
どなたでも自由に参列できます。